昨年から今年にかけて地元では100円ショップの出店ラッシュです。
スーパーやホームセンターの一角に入ったり、単独の店舗だったり、５～６店舗は増えていると思います。
品揃えが豊富で痒い所に手が届くようなアイディア商品も多く便利ですよね。
ただ、この傾向はあまり良いことのように感じません。
モノが売れても、利益が出ずに給料上がらない。
100円ショップはこのスパイラルの最たるもののように思います。
安くて良いものを追求してきたことが自分たちの首を絞めている。
かつては日本人の真面目さが競争力の高い商品を生み出し、世界に通用するメイドインジャパンの看板を作ってきましたが、
一定のラインを超えたところで頑張れば頑張るほど豊かさではなく貧しさに繋がる皮肉な結果になっているように思います。
100円ショップに限らず、店頭で並ぶ商品が相場以上に安いということは、
携わるメーカー、物流、卸売り、小売りのどこか、あるいは全部が叩かれ泣いているから成立していると思います。
例えば奥さんが安売りで喜んでいても、もしかしたらその商品を運んだのは旦那さんが働く運送会社かも知れません。
コスト削減で運賃が叩かれ、利益が出ないから給料も上がらない。
結果的に誰も得してません。
そんなこと考えながら店内の商品を眺めていることがあります。
さて、本日は革靴の染め替えをご依頼いただきましたのでご紹介します。
靴はクラークスのローファーです。
ベージュから濃いめのネイビーへの染め替えをご希望です。
革靴の染め替えは元の色がどれだけ落とせるかで新しい色の発色具合に影響します。
元の色が真っ白になるまで落とせることはほとんどありません。
ある程度は元の色が残り、発色に影響します。
基本的には同系色に濃いめへの染め替えが無理のない仕上がりになります。
革靴、ブーツの染め替え、染め直しにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【革靴・ブーツ 染め替え、染め直し】
いかがでしょうか？
今回は元の色が白に近いベージュということで、比較的色が落としやすく新しい色への影響も最小限であったため、
ご希望に近い色での染め替えをすることが出来ました。
革靴 染め替え
税込み ￥12,100
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