スーパーのチラシに載っていたナスが靴に見えてきました。
職業病?
いや、疲れているのかな?
それともただの齢かな?


さて、本日は学生靴、リーガルのローファーをお手入れいたしましたのでご紹介します。
毎日頑張る足元に。学生靴の指の付け根が破れてしまう原因
【Before】パックリと穴が空いてしまったローファーの屈曲部
強度とデザインを両立させる「パッチワーク(革当て)」修理
【After】違和感なく馴染み、耐久性がアップした学生靴
学生靴・ローファーの穴あき修理の費用と納期
毎日頑張る足元に。学生靴の指の付け根が破れてしまう原因
ひび割れしている箇所と一部分は革に穴が開いて貫通している箇所があります。毎日履く学生靴ですから、気づいたら蓄積されたダメージから、最悪の場合、穴が、、、なんてことはありませんか?
学生靴は足に馴染むまで時間がかかるものです。
やっと馴染んで履きやすくなった頃にやってくるのが、指の付け根のひび割れや穴あき。
当店では穴が空いた箇所に似た質感の革を当て、丁寧に縫い付けることで強度を復活させます。
あえて左右対称に革を当てることで、まるで最初からのデザイン(パッチワーク)のように仕上げることも可能です。
新しい靴を一から馴染ませる苦労をせず、慣れ親しんだ一足を卒業まで大切に履き続けることができます。
『もう買い替えるしかないかな』と諦める前に、ぜひ当店のパッチワーク修理をご検討ください。
リーガルの丈夫な革靴なら、穴を塞いでまた元気に通学に履いていただけます。
その靴、卒業まで一緒に歩めます!
今回も買い替えするという選択肢もあったそうですが、
親御さんのご意向から、簡単に買い替えるのではなく直して履き続けさせたいとのことで修理をご依頼いただきました。
モノを大切にしてほしいという親御さんの想いと共にお預かりしました。
【Before】パックリと穴が空いてしまったローファーの屈曲部
右足内側にひび割れが確認出来ます。

左足外側は穴が開いています。

分かりやすいように角度を変えて

かかとトップライン、履き口もダメージが見られます。

強度とデザインを両立させる「パッチワーク(革当て)」修理
ひび割れ、穴あきしている箇所は革当てをして縫い付けるパッチワーク修理、通称チャールズパッチで補強修理しました。特に穴が開いている箇所は外側と内側両方から革当てをします。
このチャールズパッチは英国のチャールズ国王に由来します。
国王が若い時に作られた靴に同様の修理をしながら履き続けていることで名付けられました。
ただ革を貼るだけでは、段差ができて剥がれやすくなります。
当店では貼る革の端を0.1mm単位で薄く削り、境目が目立たないよう丁寧に馴染ませています。
これが強さと美しさを両立させる職人技です。
革靴の傷直し、ひび割れ、クラックの補修修理につきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【キズ色落ちカバー ひび割れ/クラック補修修理】
【After】違和感なく馴染み、耐久性がアップした学生靴
左足外側
中から見た感じ
右足内側
ダメージのあるかかとのトップラインも同様に革当てをして補強修理をしました。
いかがでしょうか?
パッチワーク修理をして、仕上げに靴全体をお手入れしたことで色ツヤも復活しました。
卒業まで、あるいはその先まで長くご愛用ください。
オーナー様親子共々お喜びいただけました。
学生靴・ローファーの穴あき修理の費用と納期
パッチワーク修理 チャールズパッチ 一か所につき税込み ¥3,300
かかとトップライン 補強修理
同 ¥6,600
ベーシックメンテナンス
同 ¥1,650
納期2週間ほどいただきます。
・靴の状態を見てほしいので、写真を送りたい。
・見積り、納期が知りたい。
・郵送で依頼したい。
など、お問合せにはLINEのご利用が便利です。
お問合せ、ご依頼は24時間365日受付中です。
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