靴磨き、靴修理を営んでいると
“この靴、ほとんど履いていないのにこんな風になってしまって”というご相談をよく受けます。
靴は“履いていなければノーダメージ”ということはありません。
履いていなくても油分、水分は抜けていきますし、素材やパーツによっては加水分解の可能性もあります。
“値段が高い靴だから”、“お気に入りだから”などの理由でなかなか履く機会が無い。
お気持ちはよく分かるのですが、
履いていないのに劣化だけしている。
これはとても勿体ないと思います。
靴は適切にお手入れ、修理しながら履き続けましょう。
それがオーナー様と靴の幸せの形だと思います。
本日はレッドウィング9013のハーフソールを交換修理いたしましたのでご紹介します。
ポリウレタン素材配合のハーフソールは空気中の水分が原因で加水分解を起こすことがあります。
よく履かれている靴の場合、ソールに水分が吸収されても歩く時に踏みつけれられることで水分が押し出されます。
そのため加水分解を起こす前にすり減ってきますが、
シーズン中しか履かない靴の場合、水分が放出されず吸収だけが進みますのでボロボロ崩れてくる現象が起こります。
加水分解を起こさないビブラムソールに交換いたしました。
ポリウレタン素材と比較すると厚さは数ミリ薄くなりますが、見た目はほぼ同じです。
いかがでしょうか?
ソールが綺麗になると、アッパーのお手入れとはまた違った充実感がありますね。
これからもどんどん履いてください。
レッドウィング ハーフソール交換(底縫い有)
ビブラムソール
¥9,000 + 税
グラサージュ30
岐阜県多治見市
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