本日はバレンシアガのサンチュールブーツをお手入れいたしましたのでご紹介します。
素材はガラスレザーです。
鞣した革をガラス、ホーロー板に張り付けて乾燥させたことがその名の由来です。
乾いた革の表面を少し削って均一にしてから、塗料で色を付けて仕上げます。
コーティングされた状態になりますので、汚れや雨に強いという特徴がある一方で
キズなどが付いた場合、補修用のクリームが浸透、定着しにくいためリペアが難しい素材でもあります。
今回の靴はつま先の薄革が一枚はがれたような状態です。
キズ部分を出来る限り均してから補色していきます。
補修後に靴全体をお手入れして、油分補給、補色、ツヤ出しなどをして仕上げます。
革靴の傷直し、ひび割れ、クラックの補修修理につきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【キズ色落ちカバー ひび割れ／クラック補修修理】
いかがでしょうか？
お客様から“諦めていたのがまた愛用できるようになって嬉しい！”のお言葉をいただきました。
これからの季節、履く機会も増えると思います。
長くご愛用ください。
ガラスレザー キズ、カラー補修 片足につき
税込み ￥3,300
ショートブーツ ベーシックメンテナンス
同 ￥2,750
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