本日はガラスレザーの紳士靴をお手入れいたしましたのでご紹介します。
ブランドはキャサリンハムネット。
つま先のキズが目立ちます。
素材はガラスレザーです。
見た目、ガラスのようにピカピカ光っているからガラスレザーとお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが違います。
革を鞣した後、乾燥させる工程でガラスやホーロー板に張り付けて行ったことが名前の由来です。
乾燥させた革の表面を少し削って均してから、塗料などで色を付けて仕上げた革です。
コーティングされていることで汚れや雨に強い一方、キズなどが付いた場合、リペアのクリームが定着、浸透しないためリカバリーが難しい素材でもあります。


キズ部分を出来る限り均してから補色していきます。
補修後に靴全体をお手入れしてより自然に仕上げます。
革靴の傷直し、ひび割れ、クラックの補修修理につきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【キズ色落ちカバー ひび割れ/クラック補修修理】



いかがでしょうか?
キズを均してから、色合わせをして補色していきました。
つま先のキズは目立たなくなりました。
ガラスレザー キズ、カラー補修 片足につき
税込み ¥3,300
ベーシックメンテナンス
同 ¥1,650
グラサージュ30