先日、町内の清掃活動があり参加してきました。
朝9時集合でしたので、五分前行動、正確には八分前くらいには行きましたが、
既にご近所の方、わらわらと集まって掃除を始めていました。
皆さん、熱心です。
さて、本日は革靴のひび割れ修理をしましたのでご紹介します。
靴はエドワードグリーンのチェルシー。
1890年に英国ノーザンプトン州にて創業、その繊細な技術と追及された美は世界中の靴愛好家を虜にしてやみません。
ジョンロブやチャーチなど他の英国靴ブランドが大手ファッションブランドの傘下に入る中、今なお独立したシューメーカーとしての立場を維持しています。
チェルシーはブランドを代表する内羽根ストレートチップの名品です。
今回、履き口部分トップラインのひび割れが気になるとのことで修理をご依頼いただきました。
合わせて、かかとのキズ、内側の破れも直します。





靴を脱ぎ履きする時に靴ベラなどを使わず足を入れると、かかとを踏みつけてしまってダメージが入ることがあります。
靴ベラを使う、また靴ひもやベルトなどは都度ゆるめる、結ぶ。
面倒に感じるかも知れませんが、丁寧に履くことでダメージを抑えられますし、靴が長持ちしてくれます。
今回はひび割れ箇所とかかとの内側の破れ箇所に革当てをして縫い付ける補強修理をしました。
キズ部分は出来る限り均してから補色していきます。
補修後に靴全体をお手入れしてより自然に仕上げます。




いかがでしょうか?
補強修理されて安心感が増しました。
今回、海外在住のオーナー様が日本帰国のタイミングでご依頼いただきました。
足元を整備して、また旅立たれるのでしょうか。
トップライン革当て修理
税込み ¥6,600
かかと内側破れ(すべり革)修理
同 ¥6,600
キズ、カラー補修 片足につき
同 ¥2,200
ベーシックメンテナンス
同 ¥1,870
グラサージュ30