

靴のトラブル/お悩み相談
キズ、ダメージ、汚れ、カビ、シミ、サイズ、ニオイ
毎日履く靴だからこそトラブル、悩みは気になります。
お気に入りの靴が傷ついてしまった、、、
ニオイが気になってしまう、、、など
靴のトラブルだけでなく、靴磨きのトラブルについてもご案内します。
靴のお悩みにプロの視点からお応えします。
普段の使用で気をつけるべきこと、トラブルの原因と予防、解決策など。
アナタのシューズライフがより良く、より豊かになりますように。
革靴・スニーカーのトラブル解決Q&A
革靴にキズ、ひび割れ(クラック)が起きた時の補修方法は?
雨で革靴にシミ・塩ふき跡ができた時の対処法
靴のカビを防ぐ正しい保管方法と除菌について
靴のサイズが合わない時、ニオイが気になる時は?
エナメル/スニーカーの変色・黄ばみやベタつきは直せる?
靴磨きの悩み。靴クリームが固まったら?防水スプレーの正しい使い方は?
靴の履きジワ、型崩れは直せる?
革靴にキズ、ひび割れ(クラック)が起きた時の補修方法は?

靴にキズがついてしまった、色落ちしてしまった時は?
靴は履いている中での細かなキズや色落ちはつきものです。
特に婦人靴など、革が薄く、紳士靴に比べてコバの張り出しも控えめですのでつま先などにキズがつきやすいです。
定期的なお手入れで油分補給、補色、ツヤ出しなどをすることで状態を保ちましょう。
靴磨きではカバーしきれないダメージや色合わせが難しい場合はご相談ください。
革靴の傷直し、色落ちカバーなどの補修につきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【キズ・色落ちのカバー補修リペア】

ひび割れ、クラックの原因と予防は?
履いているうちに自然に入るキズとは違い、ひび割れ、クラックは絶対とは言えないものの予防することは可能です。
ひび割れの原因は第一にお手入れ不足が考えられます。
油分が抜けて固くなった革の状態で靴を履いて屈折が繰り返されるとダメージが蓄積され、そのままにするとひび割れが起きる可能性があります。
定期的なお手入れで油分補給して革の柔軟性を保ちましょう。
また、人間の汗には尿素が含まれています。
この尿素が革を硬化させる原因にもなります。
汗の中の尿素の比率は人それぞれです。
ひび割れが起きやすいと感じられる場合はお手入れの頻度を少し増やしてあげるのも良いでしょう。
靴を履かない時はシューツリー/シューキーパーを使用することで履きジワを伸ばしてあげてください。

革靴に穴が開いた時、破れてしまった時は?
ダメージが進行して穴が開いてしまったり、破れてしまった時は補修箇所に革当て、または布当てをして縫い付ける補強修理、パッチワークをします。
補修場所によっては目に付く場合もありますし、見た目が変わる可能性があります。
ただ、補強されることで安心感は増し、さらに愛着も増します。
この修理を業界ではチャールズパッチと呼びます。
その名は英国のチャールズ国王に由来します。
国王が若い頃に作られた靴を継ぎはぎしながら50年以上履いているのは有名な話です。
それだけご自身の足に合う靴は貴重で大切ということでしょう。
雨で革靴にシミ・塩ふき跡ができた時の対処法

靴が濡れてしまった時は?
外出先、思わぬ雨で靴が濡れてしまった。
靴のトラブルの一つですね。
靴が濡れてしまった時は改めて濡らしてください。
これは冗談ではなく、真面目な話です。
濡れたままの状態の靴をそのままにしておくと上手く水分が抜けきらずにシミになってしまう可能性があります。
まずはよく絞ったタオルで水気を取りながら、靴全体を均一に濡らしていきます。
均一な状態にすることによって、全体が同じように乾くのでシミを防ぎます。
また、雨に濡れた時は丸洗いクリーニングのチャンスでもあります。
靴全体を丸洗いクリーニングして、汚れや皮革に残った汗を落としてリフレッシュさせましょう。
クリーニング後に油分補給、補色、ツヤ出しなどをして仕上げます。
革靴、ブーツの丸洗いクリーニングにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
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【革靴/ブーツの丸洗いクリーニング】

靴に雨シミ、塩ふきの白っぽい跡が残ってしまった時は?
雨シミや塩ふき跡などが残ってしまった時は靴を丸洗いクリーニングしてリフレッシュさせましょう。
靴全体をクリーニングして汚れ、シミ、皮革に残った汗を落とします。
乾燥後に油分補給、補色、ツヤ出しなどをして仕上げます。
シミは定着してしまうとクリーニングでも落としきれない可能性があります。
早めの対応がオススメです。
ちなみに塩ふき跡とは、皮革の中の汗の塩分が雨などの水に濡れたことで革が膨張し、毛穴から塩分がにじみ出てそのまま白く残った状態です。
革靴、ブーツの丸洗いクリーニングにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
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【革靴/ブーツの丸洗いクリーニング】
靴のカビを防ぐ正しい保管方法と除菌について

カビの原因と予防は?
カビは汚れ、温度、湿度の条件がそろった時に発生しやすくなります。
カビにとって栄養となる汚れはそのままにせず、定期的なお手入れで落としましょう。
また、保管する際は湿度や温度が高く蒸れるような場所は控えて、通気性の良い場所に保管してください。
保管の際はシューツリーなどを入れて、靴そのものの湿気を取り除いてください。
下駄箱などで通気性を確保することが難しい場合は、月に数回、外に出して天日干しをして風に当ててあげましょう。

スエード、ヌバックなど起毛革のカビの原因は?
スエードなど起毛革は表面が滑らかなスムースレザーに比べて、一度カビが生えると根が深く張りやすいため注意が必要です。
その主な原因は、、、
1.汚れが溜まりやすい「起毛構造」
スエードの最大の特徴である「毛足」がカビにとっては絶好の住処になります。
毛足の間にホコリやチリが入り込みやすく、それがカビの「栄養源」になります。
2.湿気が抜けにくい「保水性」
スエードはスムースレザーに比べて水分を吸収しやすく、かつ乾燥しにくい性質があります。
雨の日に履いた後の水分や足から出た汗が毛足の奥に留まり、カビが繁殖するために必要な「水分」を長時間維持してしまいます。
3.保管場所の「密閉環境」
湿ったままの靴を下駄箱に入れると、空気の動きがない狭い空間で湿度が急上昇します。
カビの成長条件である「栄養(ホコリ・皮脂)」「水分(湿気・汗)」「温度(20〜30℃前後)」の3つが、密閉された下駄箱の中で完璧に揃ってしまいます。
自宅で出来るセルフケアの紹介
1.履いた後はすぐにしまわない:最低でも一晩は風通しの良い日陰で乾燥させてください。
2.こまめなブラッシング:スエードブラシで毛足の間のホコリを払い出すだけでカビの「餌」を大幅に減らせます。
3.防水スプレーの活用:防水スプレーは水を弾くだけでなく、汚れ(カビの栄養)の付着を防ぐバリアになります。
ご自宅でのケアの参考にしてみてください。
靴のサイズが合わない時、ニオイが気になる時は?

靴のサイズが合わない時は?
サイズが少し小さくて自分の足に合わない時、革靴の場合であれば伸ばすことは可能です。
ただ、靴によって、革によってどこまで伸ばせるかの保証はありません。
革の柔軟剤をスプレーしてから、ストレッチャーでテンションをかけて伸ばしていきます。
ストレッチャーで靴を伸ばすと、メキメキメキ、ギギギギッと音がしてまるで靴が泣いているようでいたたまれない気持ちです。
伸ばすことが可能とは言え、無理やり伸ばしているにすぎず、革にダメージを与えていることになります。
靴をデザインやブランド重視で選んだり、ネットでサイズだけ確認して購入されるのはリスクがあります。
また、逆に靴が大きい場合は中敷きの下に詰め物などをして調整することも可能ですが、これも限界があり、履き心地などが変わる場合もあります。
やはり、靴を買われる時は試着、試し履きをして、販売員、シューフィッターの方に相談しながら購入されることが一番です。

靴の臭い、蒸れが気になる時は?
人間の足は一日でコップ半分から一杯分の汗をかくと言われます。
汗や蒸れが蓄積されることによりニオイの原因になります。
靴は履かない時はシューツリー/シューキーパーを使用してください。
プラスティック製もありますが、消臭効果を考えると湿気を吸収してくれる木製がオススメです。
また、シューツリーを入れるタイミングですが、
湿気を取ることを優先するのであれば、靴を脱いだ時はそのままにしてまずは湿気を放出させてください。
翌朝、改めてシューツリーを入れることで靴の中に残った湿気を除去します。
エナメル/スニーカーの変色・黄ばみやベタつきは直せる?

エナメル、パテントレザーの黄ばみ、変色の原因は?
エナメルの変色の原因はいくつかありますが、
最も多いのが紫外線による日焼けです。
エナメルを覆っている樹脂層は直射日光や蛍光灯などの紫外線に弱く、
長時間浴び続けると化学反応を起こして黄色く変色します。
白色やベージュ、淡いピンクなどの明るい色のエナメルが黄色っぽくなってきた場合はこのケースがほとんどです。
その他、湿度による加水分解、他の素材からの色移りなどが考えられます。
変色してしまったエナメルはクリーニングなどで戻すことは出来ません。
黒色など、濃いめの色への染め替えがオススメの対策です。
革靴、ブーツの染め替え、染め直しにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
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【革靴/ブーツの染め替え、染め直し】

エナメルのべとつきは取れるのか?
エナメル、パテントレザーのべとつきは素材そのものの劣化によるものです。
残念ながらべとつきを落とすことは出来ません。
高温多湿の環境で保管されている場合に起きやすくなります。
ごくごく初期の症状であれば、クリーナーなどで改善することも可能ですが、それでも早めの対応が肝心です。
また、エナメルのトラブルの一つとして色移りがあります。
エナメルは他の靴の色が移ってしまうことがあります。
例えば、下駄箱に保管している時、隣の靴とくっ付けた状態にしておくと色移りしてしまう可能性があります。
少し気にかけて、両隣は離してあげてください。
エナメルはお手入れは比較的ラクチンである反面、保管には気をつけていただきたい素材です。

スニーカーの黄ばみの原因は?落とせるのか?
スニーカーのソールが黄色くなってしまうのは単なる汚れではなく、素材そのものが変化する化学反応が主な原因です。
ソールによく使われるゴム(ラバー)やポリウレタン素材は空気中の酸素や水素に触れ続けることで少しずつ酸化していきます。
また、紫外線など光によるダメージもあります。
プラスチックがゴム製品が日光に当たり続けて黄色くなるのと全く同じ現象です。
履き続けている中での経年変化、経年劣化によるものですので、予防することは難しいと思います。
黄ばみが定着する前に小まめに落としてあげることが肝心です。
クリーナーで落としきれない汚れ、黄ばみにつきましてはプロにご相談ください。
スニーカー、サンダルのクリーニング、リペアにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【スニーカー/サンダルのクリーニング、リペア】
また、スニーカーのソールは素材によっては加水分解が起きることがあります。
加水分解とは空気中の水分が吸収され、ある一定のラインを超えるとボロボロと崩れてくる現象です。
靴は履いていると水分が吸収されても放出もされるので溜まることはありませんが、
保管していて履かない状態が続くと吸収だけが進みますので加水分解が起きる可能性が高まります。
スニーカーなど、履く用ではなく、コレクションとして集めている方もいらっしゃるかと思います。
ご注意ください。
靴磨きの悩み。靴クリームが固まったら?防水スプレーの正しい使い方は?

靴クリーム、靴磨きワックスが固まった時は?
靴クリームや靴磨き用のワックスが乾燥して固まる原因は溶剤が抜けてしまうことにあります。
クリームやワックスにはワックス成分が固まらないように溶剤が配合されています。
使用しているうちにその溶剤が抜けてくると、ワックスがコロコロと固まってきます。
乾燥した靴磨きワックスを復活させることが出来るのかどうか?については
下記のページに実験、テストした詳細を掲載しています。
是非、チェックしてみてください。

防水スプレーの正しい使い方は?
防水スプレーを使用する時は以下の点に注意してください。
「防水スプレーを使う前に靴表面の汚れを落とすこと。」
「スプレーするタイミングは前日がオススメ。」
「使用する際は屋外、または通気性の良い場所で。靴から15~20cmの距離でスプレーしてください。」
「かけ過ぎ注意!」
「使用頻度は週一度~月一度」
「靴の天敵は雨ではない。」
各項目の詳細については下記のページに掲載しています。
是非、チェックしてみてください。

防水スプレーを使ったらシミが出来た、白い跡になってしまった時は?
最近は粒子の細かいスプレーが増えてきました。
スプレーした際、かかった感が得られないのでついつい濡れるまでかけてしまうことがありますが、
それは明らかにかけ過ぎです。
シミになったり、白い跡が残ったりすることがあります。
かけ過ぎたと感じた時はクロスなどでトントンと叩くようにして取り除いてください。
防水スプレーには溶剤が配合されています。
濡れたままの状態で勢いよく拭き取ろうとすると靴の仕上げによっては色落ちの可能性があります。
ご注意ください。
靴の履きジワ、型崩れは直せる?

革靴の履きジワを無くすことは出来るか?
履きジワは履いていて自然に入るものですし、歩き方の癖もありますので無くすこと、戻すことは出来ません。
ただ、出来る限りシワを伸ばして改善することは可能です。
靴を履かない時はシューツリーなどを入れて、履きジワを伸ばしてあげましょう。
また、同じ靴を毎日履くのではなく、ローテーションすることでシワやクセが付くのを防ぎましょう。
お手入れする時もシューツリーを入れて、シワの奥までしっかりと油分が入るようにしてください。
そうすることで革がふっくらとしてシワが改善されます。

靴のかかとが潰れてしまった時は?
靴のかかとにはカウンター、いわゆる芯が入っています。
靴を履く時にかかとを踏んでしまうとこの芯が潰れてしまいます。
潰れてしまったかかとを整形して元に戻すのは困難です。
普段から履く時は靴ベラ、シューホーンを使用してかかとを守りましょう。
余談ですが、靴ひも、ベルト、ストラップなども都度、取り外しをしてください。
靴を脱ぐ時に緩める、外す
靴を履く時に締める、留める
面倒に感じられるかも知れませんが、靴を長く履いていくために丁寧な取り扱いを心掛けましょう。








