レッドウィング　エンジニアブーツ　スエード　ラフアウトレザー　丸洗いクリーニング

こんにちは。

本日、3月15日は靴の日です。
1870年同日、日本初の西洋靴の工場が開設されたことを記念しています。
名前だけでも覚えてください。

さて、本日はスエードブーツをお手入れしましたのでご紹介します。
レッドウィング　＃9269　スエードのエンジニアブーツ
過酷かつ危険な仕事に従事する鉄道機関士、彼らの足元を守るための作業靴として登場したのがエンジニアブーツの始まりです。
今ではすっかりファッションアイテムとして定着しました。

元々、レッドウィングのスエードブーツと言えば、＃8268があります。
くるぶし部分をホールドするアンクルストラップ、ズボンの裾から見えるように位置をやや下げたデザインが人気でしたが、
発売後10年以上経ってから、デザインが見直されストラップの位置が上がりました。
2018年、独自の特徴を持つ＃8268の復刻を望む声に応えるように登場したのが＃9269です。
素材はスエードと述べてきましたが、正しくはラフアウトレザーです。

スエードとラフアウトレザーの違いにつきまして、
どちらも革の裏側を起毛させた革であることは同じです。
スエードは起毛させた後に毛先を整えて仕上げているのに対し、
ラフアウトレザーは毛先を整えることなく、あえて武骨な感じを残して仕上げているという違いがあります。
当店ではお手入れ、クリーニングにつきましては同じ取り扱いをしています。

今回はスエードの汚れ、デニムの色移りが気になるとのことで丸洗いクリーニングをご依頼いただきました。