本日はコードバンの財布を染め直し、仕上げ直ししましたのでご紹介します。
オーナー様が財布の汚れを落とそうとクリーナーでこすり過ぎてしまった結果、
表面が削られたような状態になり、地の革まで見えています。
その後にオイルも塗られたとのことでべとつきも残っています。
財布はビーズ屋公ちゃん、革小物やiphoneケースなど革製品、シルバー製品をハンドメイドされているお店のコードバン財布です。
コードバン財布の染め直し、仕上げ直しをご依頼いただきました。
表面が削れ、ザラザラしている状態です。
まずは状態を整えてからになりますので、表面を出来る限り均していきます。
べとつきも落とします。
ざらつき、べとつきが取れたら、財布全体を染め直ししていきます。
染色後に油分補給、ツヤ出し、色落ち防止などをして仕上げます。
一言でコードバンの財布と言っても、ブランドやメーカーによって染め方、仕上げ方が違います。
染料で色を入れている場合もあれば、革の上に顔料で塗装されている場合もあります。
リペアする側も仕上げ方を見ながら、アプローチを変えて進めていきます。
例えば、顔料で仕上げている革に染料を無理やり使おうことで起きるトラブルもあります。
その見極めはとても重要で経験値、技術が必要です。
それぞれの仕上げに適したアプローチで染め直し、仕上げ直しをします。
バッグ、鞄、財布などの染め替え、染め直しにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【バッグ・財布・革小物 染め替え、染め直し】
いかがでしょうか？
表面の状態が改善され、色もしっかりと入りました。
仕上げ直しされてコードバン独特の重厚感のある色ツヤも復活しましたね。
コードバン 財布 染め直し
税込み ￥12,100
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