本日は暑い時期に足元を爽やかに演出してくれるホワイトバックスのお手入れについて、 気になるお手入れ方法を試してみたのでそれをご紹介します。
ホワイトバックスはアッパーが白いヌバック、またはスエードでソールが赤いラバーソールの靴のことです。
正式名称はホワイトバックススキン、英語表記するとWhite Buck Skinです。
バックスキンは鹿革のことですので、直訳すると白い鹿革ということになります。
バックをBack(裏)と捉え、バックスキン=裏革=起毛革と捉えている方もいらっしゃると思いますがそれは違います。
最近は鹿革ではなく、牛革の場合もホワイトバックスと表現されているようです。
見た目爽やかなホワイトバックスですが、履いていると白がくすんできたり、黄ばんできたり、なんてことありますよね。
汚れであれば、クリーニングなどで何とかなったりもしますが、
購入した時の白さまでは取り戻せません。
スエード用のスプレー、リキッドなど市販のケア商品の中にも白色用のアイテムは無いのが現状です。
(あったらゴメンね)
あの頃の白さを取り戻したい・・・
ということで、思い出しました。
ホワイトバックスの補色に白いチョークを使うことを。
よし、駄目で元々、試してみましょう。
以下は実験的に試した記録です。
参考にするもしないも自己責任でお願いします♪
ということで近所のホームセンターで買ってきました。
24本入りで158円
高いのか安いのか分かりませんが、何となく安い気がする。

今回、実験台にするのはコチラのホワイトバックス
勿論、私物です!

5年以上前に購入しましたが、汚れるのが気になってあまり履いていません^^;
それでも、段々とくすんできて、うっすらと黄ばみがかっています。

で、今回使用する道具はコチラ

チョーク、紙ヤスリ(120番)、ブラシ(豚毛)
白いチョークを使うことは良いけど、使い方が分かりません。
ここは自己流でいきましょう。
まずは、チョークを紙ヤスリで削って、そのまま靴の上に粉チーズのごとく振りかけます。

さすがにこれだけでは色が付かないだろうと思い、指でこすって起毛の中に押し込んでいきました。

ブラッシングで馴染ませていきます。

この工程を2回繰り返しました。
結果がコチラ

写真では分かりづらいと思いますが、
チョークが置いてある方が試した方です。
結論としては・・・
チョーク、めっちゃ舞う!
これは結論というより注意ですね。
実際、ブラッシングするとチョークがもうもうと舞います。
ご自分で試される方は場所や周りに注意しないと、後で家の人に怒られても責任持ちませんよ。
改めて、結論といたしまして、
正直、劇的に白が復活する!という程ではありません。
しかしながら、
おっ! 良い感じじゃん!
と思えるくらいの補色効果はありました。
この効果の持続性、定着性についてはしばらく履いてみないと分かりませんが、
目に見えるレベルで白さが蘇ったと思います。
この後、両足とも同じようにお手入れしました。

この夏は積極的にコイツを履いて出かけようと思います(^^♪
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