ここ数日、グッと暖かくなってきましたね。
外出するのに上着がいらないくらい。
つい一週間ほど前はまだつぼみだった、
道路沿いや川沿いに咲いている桜も今が見頃^^
“花見”という花見をしなくても十分に楽しめます。
さて、本日は靴のクラック(ひび割れ)補修をいたしましたのでご紹介します。
ブランドはイギリス紳士靴の最高峰、エドワードグリーン(Edward Green)
今回は同じイギリスのファッションブランド、カートジェイガー(KURT GEIGER)とのダブルネームモデルです。


左足甲の履きジワがよる部分にクラック(ひび)が入っています。

クラックが出来てしまう原因は何と言ってもお手入れ不足が考えられます。
油分が抜けて革が乾燥して固くなっている状態で履き続けていると履きジワ辺りからヒビが入ってきます。
また、人の汗には尿素が含まれているのですが、この尿素が革を固くする原因とも言われています。
尿素の比率は人によって違いますので、汗の質によっては革が割れやすいという方もいらっしゃるかもしれません。
割れてしまっているバリを削り、クラック部分を定着性、柔軟性のある素材で埋めてから色を付けていきます。
この時、見た目を重視するあまりクラックを埋めることだけを考えると、柔軟性を損なう可能性があります。
クラックが出来るのは履きジワなど屈折する箇所が多いので、靴の反りなどをチェックしながら履き心地に影響しないように進めていきます。

いかがでしょうか?
クラックが目立たなくなり、表面の革も必要以上に薄くすることなく補修完了いたしました。
靴の反りにも影響なく、これまでと同様の感覚で履いてただけると思います。
クラック(ひび割れ)補修 片足につき
¥4,000 + 税
今回、クラック補修と同時に右足側面に引っかいたようなキズがありました。
併せてキズ補修も行いました。


キズ、カラー補修 片足につき
¥2,000 + 税
これからも長くご愛用ください。

靴磨き 靴修理 革製品クリーニング グラサージュ30
岐阜県多治見市

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