本日はパラブーツのシャンボードを染め替えしましたのでご紹介します。
オンオフ不問の名作、フランス靴を代表するUチップ、シャンボード
【Before】愛用による色あせと、リスレザー特有の油分ムラが気になる状態
油分を抜き、芯まで黒を浸透させる。難易度の高いリスレザーの黒染め
【After】しっとりとした艶が復活。漆黒のシャンボードへと生まれ変わった姿
パラブーツの染め替え費用とご依頼の流れ
オンオフ不問の名作、フランス靴を代表するUチップ、シャンボード
フランスが誇る老舗シューズブランド、パラブーツ。シャンボードはブランドだけでなく、フランス靴を代表する一足です。
100%メイド・イン・フランスに拘った素材や製法が高く支持されています。
モカ部分の革をつまんで縫う拝みモカと言われるUチップのデザイン。
一般的なカーフよりもたっぷりのオイル、ロウ分を染み込ませたリスレザーのアッパー。
メーカー独自のラバーソール、PARA-TEXの使用。
登山靴やスキー靴に採用されることの多い堅牢なノルヴェイジャン製法。
独自の技術や素材が生み出す、ドレスシューズには無い耐久性とデザイン性で幅広い層に愛されています。
今回は長年履いてこられたシャンボードを黒色に染め替えしたいとのご依頼です。
【Before】愛用による色あせと、リスレザー特有の油分ムラが気になる状態
油分を抜き、芯まで黒を浸透させる。難易度の高いリスレザーの黒染め
パラブーツを代表する『リスレザー』は、染め替えにおいて最も技術を要する素材の一つです。含有する油分が非常に多いため、そのまま染料を乗せても弾かれてしまい、すぐに色が剥げてしまいます。
当店ではまず革のコンディションを見極めながら、表面の油分を適切にコントロールする「脱脂」の工程を丁寧に行います。
下地を整えた上で、黒い染料を繊維の奥底までじっくりと浸透させていきます。
最後にパラブーツに必要な栄養と油分を再び補給することで、染め替え前よりも瑞々しく、リスレザー本来のしなやかさと重厚な艶を引き出します。
この「染め」と「ケア」の絶妙なバランスがグラサージュ30のこだわりです。
革靴、ブーツの染め替え、染め直しにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【革靴・ブーツ 染め替え、染め直し】
【After】しっとりとした艶が復活。漆黒のシャンボードへと生まれ変わった姿
いかがでしょうか?
ヴィンテージ感を残したいとのご要望から、タグやノルヴェイジャン製法の縫い付けステッチは色を付けずにそのまま残しました。
雰囲気のある黒色に仕上がりました。
『今の自分の気分』に合わせたシャンボードへアップデートしませんか?
タフで歩きやすいシャンボードだからこそ、色が今のスタイルに合わなくなって履かなくなるのは本当にもったいないことです。
茶色から黒へ染め替えることで冠婚葬祭からビジネス、カジュアルまで、活躍の場は驚くほど広がります。
あなたの大切なパラブーツを、これからも長く、もっと楽しく履き続けるためのお手伝いをいたします。
パラブーツの染め替え費用とご依頼の流れ
革靴 染め替え税込み ¥12,100
納期7日ほどいただきます。
お問合せにはLINEのご利用が便利です。
大切に履いてこられた靴だからこそ、色あせや汚れ、ダメージで諦めてほしくありません。
一足ずつ丁寧に、その靴が持つ本来の魅力を引き出すお手入れをさせていただきます。
『自分の靴も綺麗になるかな?』と迷われたら、まずは現状のお写真をLINEで送ってください。
概算のお見積りや内容を無料でお伝えいたします。
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