本日はレッドウィングのエンジニアブーツ #2268をお手入れしましたのでご紹介します。
エンジニアブーツの頂点「2268」を一生モノとして育てる
ブラック・クロームレザーと「茶芯」の秘密|履き込むほどに溢れ出す経年変化の正体
汚れ落としと下地処理|積年の油分と汚れをリセットし、革の呼吸を取り戻す
茶芯を活かすリカラー技術|傷を「隠す」のではなく「深み」に変える職人技
レッドウィング・茶芯出し ヴィンテージ加工の費用とご依頼方法
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エンジニアブーツの頂点「2268」を一生モノとして育てる
鉄道機関士、レイルロードエンジニアの足元を守るために生まれたブーツ。耐久性に優れた肉厚のレザー、靴ひもを使用しないプルオンタイプのデザイン、足首をホールドする極太アンクルベルト
どれを取ってもブーツマニアを歓喜させる本格派ブーツです。
ブラック・クロームレザーと「茶芯」の秘密|履き込むほどに溢れ出す経年変化の正体
1930年代、鉄道機関士のために開発された「エンジニアブーツ」。レッドウィングの「2268」はその質実剛健な作りから、ワークブーツの枠を超えてバイカーやファッション愛好家に愛され続けてきました。
特にヴィンテージファンが熱狂するのが、通称「茶芯(ティーコア)」と呼ばれる現象です。
かつてのブラック・クロームレザーは茶色の革の表面だけを黒い顔料で染めていたため、履き込むことで表面が擦れ、内側の茶色が顔を覗かせます。
この「黒と茶のコントラスト」こそが、唯一無二の風格を生み出します。
現行品では再現が難しいこの風合いをいかに美しく「育てる」か!
それが#2268オーナーの醍醐味です。
今回、中古靴で購入されたブーツを茶芯出しをして雰囲気良く履きたいとのことでご依頼いただきました。
汚れ落としと下地処理|積年の油分と汚れをリセットし、革の呼吸を取り戻す
茶芯とは文字通り、革の芯が茶色であることを意味します。元々は汎用性の高い茶色の革を黒く染めて代用したことが始まりと言われますが、今ではその風合いが評価されて人気です。
表面を削るとと地の色である茶色が出て雰囲気のある仕上がりになります。
モデルによっては芯がグレーの場合、いわゆる灰芯の場合もあります。
手元のモデルが茶芯なのか、灰芯なのか正直判断は難しいところなのですが、
今回は既に表面が削れているかかとに茶色の下地が見えていたことで茶芯仕上げが出来ると判断しました。

茶芯(茶色の芯地)が覗くヴィンテージブーツのメンテナンスにおいて、最も重要なのは『塗りつぶさない』ことです。
通常の黒いブーツであれば傷を隠すために補修用に顔料などを使いますが、茶芯モデルでそれをやってしまうと、長年かけて育てたエイジング(経年変化)の魅力が消えてしまいます。
グラサージュ30では丸洗いクリーニングで蓄積した汚れや酸化した古いオイルを徹底的に除去した後、無色のクリームや薄い色を使い分け、革のコンディションを整えることに注力します。
茶色が覗く「味」をそのままに、黒い部分には深い艶を、茶色の部分には透明感を与える。
この絶妙な引き算のケアが、エンジニアブーツに再び魂を吹き込みます。
革靴、ブーツの丸洗いクリーニングにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
【革靴/ブーツの丸洗いクリーニング】
茶芯を活かすリカラー技術|傷を「隠す」のではなく「深み」に変える職人技
当店のメンテナンスは、傷を黒く塗りつぶして「新品に戻す」ことではありません。つま先やベルト周りなど、激しく擦れて茶色が露出しすぎた部分にはあえて透明感のある染料を用いて「色の奥行き」を調整します。
完全に黒くするのではなく、茶色い下地が透けて見える絶妙な加減で色を乗せることでヴィンテージ特有の「履き込まれた重厚感」を演出します。
仕上げにはブラック・クロームレザーと相性の良い固形ワックスを用い、鈍い光沢を放つまで磨き上げます。
茶芯の野性味とプロのケアによる清潔な艶。
この二つが共存することで、2268は再び圧倒的な存在感を放ち始めます。

いかがでしょうか?
つま先に薄っすらとにじむような茶色がヴィンテージ感を演出しています。
この独特な風合いが好きという方も多いと思います。
是非、その雰囲気をお楽しみください。
あなたのブーツ、ただ汚れているだけか、それとも格好良く育っているか。
その境界線は正しいメンテナンスにあります。
汚れを「味」として残すべきか、リフレッシュすべきか迷ったら、ぜひ一度ご相談ください。
「茶芯をもっと格好良く出したい」「カビ臭さを消したい」など、エンジニアブーツ特有のこだわりにお応えします。
レッドウィング・茶芯出し ヴィンテージ加工の費用とご依頼方法
レッドウィング 茶芯出し ヴィンテージ加工税込み ¥6,600
エンジニアブーツ 丸洗いクリーニング
同 ¥7,150
お問合せにはLINEのご利用が便利です。
大切に履いてこられた靴だからこそ、色あせや汚れ、ダメージで諦めてほしくありません。
一足ずつ丁寧に、その靴が持つ本来の魅力を引き出すお手入れをさせていただきます。
『自分の靴も綺麗になるかな?』と迷われたら、まずは現状のお写真をLINEで送ってください。
概算のお見積りや内容を無料でお伝えいたします。
お問合せ、ご依頼は24時間365日受付中です。
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