レッドウィング9111の風合いを再生。ヌバック（ラフ＆タフ）の丸洗いクリーニングと栄養補給

こんにちは。

本日はレッドウィングのブーツを丸洗いクリーニングしましたのでご紹介します。

唯一無二の表情。レッドウィング9111「カッパー・ラフアンドタフ」の魅力と手入れの難しさ
【Before】汚れの蓄積でムラになり、オイルが抜けて乾燥が進んだアッパー
毛穴の奥の汚れをリセット。ヌバックの質感を守る「デリケート洗浄」
レッドウィング9111・ヌバック素材のクリーニング費用とご依頼方法

唯一無二の表情。レッドウィング9111「カッパー・ラフアンドタフ」の魅力と手入れの難しさ

プレーントゥタイプのアイリッシュセッター、レッドウィング　#9111です。
素材はカッパー・ラフアンドタフ
革表面、銀面をわずかに削って加工し、オイルとワックスを加えたヌバックレザーの一種です。
独特のムラ感と最初から履きこまれたようなヴィンテージ感が人気のブーツ。

今回は色落ち、細かなキズや汚れが気になるとのことで丸洗いクリーニングをご依頼いただきました。

【Before】汚れの蓄積でムラになり、オイルが抜けて乾燥が進んだアッパー

毛穴の奥の汚れをリセット。ヌバックの質感を守る「デリケート洗浄」

#9111のメンテナンスは引き算と足し算の絶妙なバランスが求められます。
カッパー・ラフアンドタフ・レザーはあえてムラ感が出るように加工された非常にタフな素材です。
しかし、蓄積した古いオイルや汚れを放置すると革が呼吸できなくなり、ひび割れやカビの原因となります。
グラサージュ30ではヌバック専用の洗浄剤を用い、革に負担をかけずに酸化したオイル分を浮かせて除去します。
クリーニング後、最も重要なのがオイルアップの工程です。
油分補給にオイル系のケアをしてしまうと革の色が濃くなってしまいます。
また、ワックス分が入ると表面が覆われ、カッパー・ラフアンドタフの魅力である素材本来のざらつき感が失われてしまう可能性があります。
当店では素材の質感を活かす天然由来のオイルを厳選。
革の内部に潤いを届けつつ、表面は「さらり」とした9111本来のヴィンテージ感溢れる表情を呼び戻します。

革靴、ブーツの丸洗いクリーニングにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【革靴　ブーツ　丸洗いクリーニング】

【After】使い込まれた「味」はそのままに。しなやかさと奥行きのある表情が復活

いかがでしょうか？
素材の質感を損なうことなく仕上がりました。
これからの季節、活躍の機会が増えそうですね。

「お手入れで失敗して、色が真っ黒に変わってしまった9111はありませんか？」
#9111は正しいケアを施せば、まるで名画のような奥行きのある表情を何度でも取り戻すことができるブーツです。
「自分で洗うのは怖い」
「ヌバックの色ムラを綺麗に整えたい」
そんな時はお気軽にご相談ください。

レッドウィング9111・ヌバック素材のクリーニング費用とご依頼方法

ヌバックブーツ　丸洗いクリーニング
税込み　￥6,050

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大切に履いてこられた靴だからこそ、色あせや汚れ、ダメージで諦めてほしくありません。
一足ずつ丁寧に、その靴が持つ本来の魅力を引き出すお手入れをさせていただきます。
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