つい先日まで猛暑に悩まされていましたが、だいぶ涼しくなってきました。
夜は長袖が必要なくらいです。
一年の中で今が丁度過ごしやすい気候ですね。
さて、涼しくなってくると活躍の機会が増える起毛革。
本日はムートンシューズをクリーニングしましたのでご紹介します。
洗えないと諦めていませんか?ムートンシューズに蓄積する汚れと色あせの正体
【Before】雨ジミや退色で「くたびれて」しまったシープスキンの状態
内側のボアまでスッキリ。除菌・消臭を叶える「丸洗いクリーニング」の工程
【After】本来の深みある発色へ。「起毛素材の補色」仕上げ
ムートンブーツ・シープスキンのクリーニング・補色料金とご依頼方法
洗えないと諦めていませんか?ムートンシューズに蓄積する汚れと色あせの正体
ムートンは羊の毛革です。毛皮の裏側を綺麗に加工して、表地として使用出来るように仕上げた革のこと。
保湿性に優れ、柔らかな肌触りで人気です。
羊の毛と言うとウールを思い浮かべる方も多いと思います。
ウールは羊の毛の部分だけを刈り取って糸状に紡いだ繊維ですが、
ムートンはその羊毛が高密度に密生したままの毛皮ですので、ウールよりもさらに保湿性があります。
アグのムートンシューズ
1978年、オーストラリア出身のサーファーがシープスキンブーツをアメリカに持ち込んで販売したところ、
カリフォルニアのサーファーたちを中心に人気に火が付いたことがアグの始まりです。
今回のスリッポンタイプは暖かい上に脱ぎ履きしやすいということでムートンシューズの中でも人気です。
全体的な汚れ、使用や日焼けによる色あせ、色落ちが気になるということで丸洗いクリーニングをご依頼いただきました。
ムートンシューズは「素足などで履く心地よさ」が魅力ですが、その分「汗による内側の汚れ」や、デリケートな表面の「雨ジミ・色あせ」に悩まされやすいアイテムです。
【Before】雨ジミや退色で「くたびれて」しまったシープスキンの状態
内側のボアまでスッキリ。除菌・消臭を叶える「丸洗いクリーニング」の工程
ムートンシューズのクリーニングは見た目の色と同じくらい『ボアの弾力』の復活が重要です。シープスキンは非常に吸水性が高く、雨に濡れるとすぐにシミになったり、塩分が浮き出たりしてしまいます。
また、内側のボアが汗や皮脂で寝てしまうと保温性も損なわれてしまいます。
グラサージュ30では革の柔軟性を保つ専用のシャンプーを使用し、手洗いで優しく、しかし奥底の汚れまで徹底的に洗い流します。
乾燥後、白っぽくなった表面には素材に合わせた栄養剤と補色スプレーを塗布。
仕上げにブラッシングで毛並みを整え、中のボアをふんわりと立ち上げることで、見た目の美しさとムートン本来の柔らかな履き心地を同時に取り戻します。
革靴、ブーツの丸洗いクリーニングにつきましては下記のページに内容、事例、金額などを掲載しております。
是非、チェックしてみてください。
【革靴 ブーツ 丸洗いクリーニング】
【After】本来の深みある発色へ。「起毛素材の補色」仕上げ
いかがでしょうか?
黒色が鮮やかです。
ムートンはその質感を保つため、継続的なお手入れが不可欠です。
これからの季節、活躍してくれそうですね。
汚れや色あせで今年は履くのをためらっているムートンシューズはありませんか?
「シミが目立つから」「中が汚れていそうだから」と下駄箱にしまったままにするのは勿体ないです。
プロのクリーニングと補色を施せば、またお出かけが楽しくなる一足に蘇ります。
お気に入りのムートンを今シーズン、そして来シーズンも大切に履くためのお手伝いをいたします。
ムートンシューズ・シープスキンのクリーニング・補色料金とご依頼方法
ムートンシューズ 丸洗いクリーニング税込み ¥4,950
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大切に履いてこられた靴だからこそ、色あせや汚れ、ダメージで諦めてほしくありません。
一足ずつ丁寧に、その靴が持つ本来の魅力を引き出すお手入れをさせていただきます。
『自分の靴も綺麗になるかな?』と迷われたら、まずは現状のお写真をLINEで送ってください。
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